2026年5月にAP Computer Science Aを受験される方へ。試験はより実践的で、より焦点を絞った内容へと変化します。新しいバージョンでは、抽象的なオブジェクト指向の概念よりも、入力の読み込み、文字列処理、ArrayListの慎重な操作など、学生が実際に使える具体的なコーディングスキルに重点が置かれます。
変更点
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試験形式の変更
- 試験はBluebookを使用した完全デジタル形式になります。
- 選択式問題(MCQ)は42問(以前は40問)、90分となり、総スコアの**55%(以前は50%)**を占めるようになります。
- 記述式問題(FRQ)は変わらず4問、90分ですが、総スコアの**45%(以前は50%)**となります。
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複雑なオブジェクト指向プログラミング(OOP)への重点の低下
- 継承関係の設計と実装は試験範囲外となります。
- ポリモーフィズム(多態性)は公開されたフレームワークの一部ではなくなります。
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より実践的な入力処理
- テキストファイルからの読み込み方法を知っておく必要があります。
- これには
File、Scanner(File)、およびnext、nextInt、nextDouble、nextBoolean、nextLine、hasNext、closeなどのメソッドが含まれます。 - 入力の解析に便利な
String.split()も含まれます。
更新された試験形式
MCQ(選択式問題)の単元別配点
(全42問、90分、総スコアの55%)
| 単元 | トピック | MCQのおおよその配点 |
|---|---|---|
| Unit 1 | オブジェクトとメソッドの使用 | 15–25% |
| Unit 2 | 選択と反復(条件分岐とループ) | 25–35% |
| Unit 3 | クラスの作成 | 10–18% |
| Unit 4 | データコレクション | 30–40% |
FRQ(記述式問題)の構成
(全4問、90分、総スコアの45%)
| FRQ | 2026年の構成 |
|---|---|
| Question 1 | 1A: 4点 メソッド、制御構造、クラスメソッドの呼び出しについて <br>1B: 3点 特に String メソッドについて |
| Question 2 | 7点 クラスの設計と実装について |
| Question 3 | 5点 ArrayList に特化した内容 |
| Question 4 | 6点 2次元配列について |
| FRQ合計点 | 25点 |
学生にとっての意味
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MCQは全体的に易しく感じるかもしれません
- 暗記すべき抽象的なOOPの内容が減ります。
- コード分析は依然として中心的なスキルです。
- バイナリサーチ(二分探索)、挿入ソート、マージソートは依然として最も難しいトピックの一部です。
- 同じ時間でより多くの選択式問題を解く必要があるため、ペース配分がさらに重要になります。
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FRQ対策はより的を絞る必要があります
StringとArrayListのメソッドは、より意識的に練習する必要があります。- 問題文が以前より読みやすくなるという議論もありますが、それでも全体の設定を読む前に、まずはタスクそのものから読み始めることをお勧めします。
- 十分な練習を積めば、FRQで満点に近い点数を取ることは十分に可能です。
私たちのサポート体制
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通常の学習において、概念のつながりを重視します
- 3つの制御構造、オブジェクト、メソッドなどの概念は、AI時代においてさらに重要になるかもしれません。
- 具体的で身近な例を用いて、これらの抽象的な概念を学生自身の経験と結びつけ、知識体系に統合し、真の学習を実現できるよう支援します。
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力任せのドリルではなく、効果的なトレーニングに焦点を当てます
- 経験豊富な講師が学生の回答を分析し、まだ比較的弱い概念やスキルを特定します。
- それに基づき、的を絞ったフォローアップ練習を割り当て、授業内で集中的なフィードバックを提供します。
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問題解決能力だけでなく、高いパフォーマンスを発揮するためのスキルもトレーニングします
- 試験中の時間とエネルギーの管理方法、プレッシャーの中でスピードと正確さのバランスを取る方法について、学生が能動的に考えられるよう導きます。
- また、試験環境に対して身体的、精神的、感情的に準備を整えることで、本番で力を発揮できるようサポートします。
参考文献
- College Board, AP Computer Science A Exam
- College Board, AP Computer Science A Course and Exam Description (2025–26)